
| < 臨床動作法のなりたち > 動作法は脳性まひ児の肢体不自由を改善することを目的として、成瀬悟策(九州大学名誉教授・医学博士)らの研究グループによって開発された動作訓練法から発展した方法です。動作訓練法を実践していくなかで、その研究グループのメンバーであった大野清志らが自閉・多動や発達遅滞などの障害をもつ子どもたちに適用したところ、その行動や動作の改善に著しい効果が見られました。このことから、動作の練習が単に身体的な動きの改善にととまらず、情緒・行動の自己制御能力を高め、発達を促すことがあきらかになりました。そして、「心理学的リハビリテーション」として、全国に広まり、日本リハビリテーション心理学会はその方法の実践、研究をつづけています。 その後、さらに動作訓練法は発展し、動作の改善のためだけではなく、様々な目的で、様々な分野で用いられるようになり、それを動作法と呼ぶようになりました。統合失調症、神経症などの心理療法として、対人関係の改善、症状の軽減などが報告されています。現在では不登校、うつ病など大人から子どもまで広く適用されています。最近では、肩凝り・腰痛・便秘・冷え症・生理痛など病気ではない体の不調の改善、姿勢の矯正、高齢者の健康の維持増進をはかる健康法としても用いられてます。また、スポーツ選手の運動能力の開発などにも著しい効果がるとの報告も発表されています。平成五年に日本臨床動作研究会がスタートし、現在は日本臨床動作学会として、臨床動作法の研究、研修を行っております。 当オフィスでは、心理療法として、またカウンセリングの中でのリラックス法として、姿勢の改善や、肩こり、腰痛、緊張からくる不眠、鬱症状の緩和などの目的で動作法を利用しております。カウンセリング場面で、ご説明したうえで、ご希望の方に施行しております。詳細は、カウンセリングの時間にご質問下さい。 |
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